北朝鮮漁船、水産庁船と衝突=沈没、乗組員60人救助-能登半島沖EEZ・海保 - 時事通信ニュース
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2019年10月07日20時35分
第9管区海上保安本部によると、衝突が起きたのは能登半島の北西約350キロの沖合で、日本の排他的経済水域(EEZ)内にある「大和堆(やまとたい)」と呼ばれる海域の付近。北朝鮮の漁船は衝突で浸水し、午前9時25分ごろ沈没した。乗組員は、水産庁の救命いかだなどに引き揚げられたという。
救助された乗組員は付近にいた別の北朝鮮籍とみられる漁船に乗り移った。同保安本部などは乗組員の身柄を拘束しておらず、漁船は既に現場を離れたとみられる。
江藤拓農林水産相は7日午後、「向こう(北朝鮮)の船が急旋回したためにぶつかった」と述べた。
おおくにの航行に支障はなく、乗組員にけが人などは確認されていない。水産庁は、衝突時、おおくにが音声や電光掲示板などを用いた退去警告を行っている最中だったと明らかにした。海保は衝突事故とみて、当時の両船の位置関係などを調べる。
政府は7日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。
おおくにの航行に支障はなく、乗組員にけが人などは確認されていない。水産庁は、衝突時、おおくにが音声や電光掲示板などを用いた退去警告を行っている最中だったと明らかにした。海保は衝突事故とみて、当時の両船の位置関係などを調べる。
政府は7日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。
大和堆はイカやカニなどが豊富な漁場。北朝鮮の漁船が日本のEEZ内で違法操業を繰り返しており、水産庁と海保が連携して警戒・監視活動を行っている。
2019-10-07 11:35:00Z
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